前の物件のファイルを開いて、数字だけ直していませんか。
「この前のあの現場と似てるから、あれを流用しよう」。開いてみると、現場名が前のまま。単価も去年のまま。どれが最新版か分からない。——このあたりの話です。
前いま — 前のファイルを開いて、上書きしている
見積_みどりヶ丘B様邸_コピー_最新版(2).xlsx
見積書単価表(去年)Sheet3
| A | B | C | D |
| 1 | 工事名 | みどりヶ丘 B様邸 ← 前の物件のまま |
| 2 | 項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
| 3 | 仮設工事 | 1式 | 180,000 | 180,000 |
| 4 | 基礎工事 | 1式 | 640,000 | ? |
| 5 | 木工事 | 1式 | 1,250,000 | 1,250,000 |
| 6 | 屋根・板金 | 1式 | 380,000 | 380,000 |
| 7 | 諸経費 | 1式 | 150,000 | 150,000 |
| 8 | 合計 | | | #VALUE! |
単価が去年のまま
現場名の直し忘れが怖い
どれが最新版か分からない
似た工事のたびに、前のファイルを開いて数字を書き換えている。
最初に1回だけ
1
単価表と、過去の見積を読み込ませておく
いま使っている単価表と、これまでの見積書を渡します。御社の書き方・並び順を、そのまま覚えさせます。
2
条件を伝える
「木造2階建て・延べ32坪・外壁はサイディング・9月着工」。話し言葉のままで大丈夫です。
3
項目と数量が埋まった下書きが出る
いつもの見積書の形で、項目・数量・単価・金額が入った状態で出てきます。
出てくるのは下書きまで。金額を見て、直して、お客様に出すのは人です。
後できあがり — この形で出てきます
御 見 積 書
下書き / 2026年8月3日 作成
さくら台 A様邸 新築工事
木造2階建/延べ32坪/外壁 サイディング/9月着工予定
| 項 目 | 数量 | 単価 | 金額 |
| 仮設工事 | 1 式 | 185,000 | 185,000 |
| 基礎工事 | 32 坪 | 21,000 | 672,000 |
| 木工事 | 1 式 | 1,310,000 | 1,310,000 |
| 屋根・板金工事 | 1 式 | 395,000 | 395,000 |
| 外壁(サイディング) | 148 ㎡ | 6,800 | 1,006,400 |
| 諸経費 | 1 式 | 158,000 | 158,000 |
| 小計 | | | 3,726,400 |
| 消費税(10%) | | | 372,640 |
| 合計 | | | 4,099,040 円 |
時間の計算
1件 30分
→
1件 5分
= 減るのは
25分
25分
×
月 20件
=
500分
手作業なら、月におよそ 8.3時間 ぶんの計算です。
※ 1件30分が5分になり、月20件で計算しています。件数も1件あたりの時間も仮の数字です。御社の実際の件数で計算し直します。
※ 5分は「下書きが出てくるまで」の時間です。金額を確かめて直す時間は、別に残ります。
正直に書いておきます
- 出てくるのは下書きです。そのままお客様に出す使い方はしません。金額は人が見てから出します。
- 単価表が古いままだと、古い単価で出てきます。単価表を新しく保つのは人の仕事です。
- 過去の見積が少ないと、埋まらない項目が出ます。まずは3〜5件を読み込ませて、埋まり具合を見比べるところから始めます。
※ 会社名・現場名・金額はすべて架空です
これは唐津のY3デザイン研究所が作ったサンプルです。
御社の書式に合わせて作り直します。
いま使っている見積書のエクセルと単価表をお預かりできれば、その形のまま出てくるようにします。
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